ある童話作家のタマゴの話8・・・薬草茶
前回紹介した自然食品店には、無農薬野菜なども売っていますので、週に1回は行くようにしています。さて、まずは前回の濃い人生の続きです。そして今週のテーマ薬草茶についてです。
濃い人生 その② 校務
高校教師に採用されるまで、教師の本業は授業と部活動指導くらいしかないと思っていたのですが、膨大な時間をとられる校務があったのです。
S高校 5年間生徒会顧問だったので、生徒会活動の指導にものすごい時間を費やしました。対面式、体育祭、文化祭、夏休みの一年生キャンプ指導、球技大会、平和活動、予餞会、年がら年中行事があり、忙しいときは夜の十時を過ぎても帰れないことが、しばしばありました。本当に良く働いて濃い時間を過ごしました。
F高校 赴任した当初はかなりのんびりしていましたが、教育改革の波が押し寄せて、高校の中に併設型の中学校をもつ中高一貫教育校に変わりました。なぜか、ぼくが中高一貫教育研究推進委員長になりました。他県の先進校に視察に行ったり、研究冊子をまとめて県に報告したり、何と文部科学省まで出張に行ったりと、忙しい生活がまたまたやってきたのです。他の先生方が経験したことがないような仕事をしました。今思えば、濃い時間でした。
I高校 少しのんびり働きたいと主任になるのを断ったのですが、そのためかどうかわかりませんが、連続6年間も担任をしました。その6年間のうち、なんと三年生の担任を3回もやりましたから、とてものんびりできませんでした。調査書、推薦書を書くのに追われた、濃い時間でした。
M高校 ぼくの勤務した高校の中で、最高の高校でした。ある程度の進学校で、行事はすべて生徒が責任をもって中心になって動いてくれました。こんな高校があるのだなと、少し感動しました。ただ進学校だけあって進路については結構時間をかけて先生方と話をしたのだけは覚えています。
ぼくが赴任した高校の先生方、本当にお世話になりました。先生方が、ぼくの様な癌になることがないことを祈っています。
さて、山口大学野草研究会OBの皆さん。ぼくは痩せても枯れても、山口大学野草研究会第10代会長です。まあ学生時代あまり活動らしい活動はしていないのですが。ただ、野草について興味関心を持ち、身体に良い、食べられる野草があることを先輩方から教わった記憶があります。そこで今回は薬草になる野草などの飲み物について調べてみました。
◎自然療法の本によると種々のガンに効く食べ物として
「ツルナ(ハマチシャ)の味噌汁 ヒキオコシの葉と茎 ヒシの実、ツルナ、ハトムギ、ドクダミ、ゲンノショウコ、ハブソウの実、フジのツルのこぶを加えて煎薬にすると良く効く」とあります。
◎森下医師の本にも薬草茶が出てきます。
「エゾウコギ、カワラヨモギ、カンゾウ、クコ、オオバコ、ドクダミ、ハトムギ、ムラサキ、レンセンソウを数種類合わせてお茶がわりに常用すると良い」とあります。
◎赤本によると
「青汁は青い野菜の葉、食べられる野草、松葉、南天の葉、柿の葉、その他食用にできる青い木の葉なら何でも良いので、ビタミンや酵素の多い大根の葉、人参やホウレン草、京菜、ふだん草、つるな、蕪、小松菜、牛蒡、春菊、葱、なづな、よめな等の葉、野草ではおばこ、あかざ、よもぎ、はこべ、紫蘇、柿の青葉、雪の下等の中、五六種を混合してのませます」とあります。
「癌に効く漢薬」として、「癌を治す科学上の薬は未だできていない」と前置きしながら、薬草としては「ハマチシャ、ヒシの実、ヨクイニン、白花ゲンノショウコ、ハブソウ茶」が紹介されています。またフジのこぶも紹介されています。
- 薬草のことを調べて飲んでいた頃の一日を書き出してみます
4/1(水)
8時 腹式呼吸をして健康摩擦をして足医術をする。枇杷生葉蒟蒻湿布
梅肉エキス 薬草茶 青汁 たもぎたけ
9時 朝食 玄米菜食 枇杷生葉座布団
10時 執筆活動 梅肉エキス 薬草茶 ヨモギ粉末 たもぎたけ
12時 昼食 玄米菜食 ニンジンジュース
13時 執筆活動
16時 腹式呼吸をして健康摩擦をして足医術をする。枇杷生葉蒟蒻湿布
17時 夕食 玄米菜食
20時 腹式呼吸をして健康摩擦をして足医術をする。枇杷生葉座布団
◎実践していたこと
〇薬草茶としてぼくが試したのは6種類です。
*2月11日から3月16日まで35日間
ハブソウ茶と番茶を飲みました。
*3月17日から5月29日まで74日間
ハブソウ茶と番茶にゲンノショウコ、ドクダミを加えて飲ました。
*5月30日から今日、7月29日まで61日間
さらにスギナと豆茶を加えて飲んでいます。
スギナは田舎に取りに行っています。枇杷の葉と違って夏の一時期しか姿を現さないので、この夏一年分採取しました。ちなみに自然食品店にも売っていました。
〇枇杷生葉座布団とは・・・枇杷の葉を小さく切ってガーゼにまいて、腹部や下腹部に湿布のように24時間程度貼っておくのです。赤本の枇杷の葉療法の2に載っていました。
ある童話作家のタマゴの話9(8/5)へ続く