ある童話作家のタマゴの話7・・・自然食品店

 童話『ガン食い虫』読んでもらえましたでしょうか。実際にそんな虫がいれば良いのに、という思いを込めて書きました。

 さてもうすぐ、癌と診断されて8カ月たちます。実は、ぼくは癌と診断されても不思議と動揺はありませんでした。これまでのぼくの人生が、ずいぶん濃い人生だったからでしょうか。そろそろあっちの世界に呼ばれたのかなと思ったのです。この40年、人の2倍、3倍は本当に良く働いた、濃い人生だったので・・・まずはその濃い人生を4回にわたって振り返ってみます。

 次に食事療法と枇杷の葉療法だけで良いのかなと、試行錯誤していた2月、3月ごろのことを振り返ってみます。お付き合いください。

 

濃い人生 その① 部活動指導

 この話をするためには大学時代の友人Yくんについて話さねばなりません。Yくんは同じ化学科、同じ野草研究会、同じ県出身です。一緒に茶話会に行って野草研究会に入ったのですが、彼には極真空手というもう一つの趣味がありました。確か山口大会では3位に入賞したはずです。彼とは大学卒業後も一緒にスキーに行ったり、ツーリングに行ったりして交流していました。そのYくんがぼくを打撃系武道の太道の道場に誘ってくれたのです。この道場が、ぼくの武道人生の始まりでした。そして長い武道系部活動指導の始まりでした。Yくんがもし、ぼくを誘ってくれなかったら、この後のぼくの部活動指導は全く違ったものになっていたと思います。

 S高校 臨採を経て、最初に赴任した駅伝で有名な高校です。だいたい高校に、武道経験者の教師は少ないです。ぼくは太道をやっていたので空手道部の顧問を頼まれました。もちろん空手と太道では大会ルールも異なるので、指導するに難しいこともありましたが、このS高校空手道部は、毎年のように県大会で勝ち上がり、ブロック大会にぼくを連れて行ってくれました。まあ、ようはいそがしかったということです。

 F高校 前任校で空手道部の顧問だったので、この高校では少林寺拳法部の顧問になりました。同じ武道だからでしょうか。太道はすでに黒帯をもらっていましたから、この高校で生徒とともに少林寺拳法の練習をして、昇級、昇段し、なんと最終的に五段大拳士までとることができました。このF高校生は良く練習していたので、毎年のように、県大会で勝ち上がり、ブロック大会、そして全国大会にぼくを連れて行ってくれました。ある年には生徒が2年連続全国優勝して、何故か、たいして指導していないぼくが、県高体連から表彰されることもありました。忙しく充実した部活動指導でした。

 I高校 ここでもまた、空手道部の顧問になることができました。今度は空手道の黒帯を目指しました。この高校の生徒とともに空手の練習をして、昇級昇段審査を受け、最終的に全日本空手道連盟公認二段まで取得しました。前2校のように、土日も休みなく練習することはあまりなかったのですが、大会では頑張って、毎年ではありませんが、何回か県大会で勝ち上がり、ブロック大会に生徒が連れて行ってくれました。ただ、少林寺拳法と違って、空手の全国大会出場はなかなか難しいものでした。

 M高校 この高校に空手道部はありませんでしたが、ぼくが赴任した年に、空手道経験者が入学したので、この生徒の引率だけ行くことがありました。1年目はブロック大会、2年目はなんと空手の全国大会、つまりインターハイに連れて行ってくれました。このM高校を最後に、教師生活を終えることになるのですが、本当に良く働いた、濃い部活動人生でした。

 どの高校の生徒のみんなも癌などにならないことを願っています。

 

 さて、話を自然療法にもどします。玄米菜食を中心とした食事療法、枇杷の葉療法だけでは不安だったので2月、自然食品店に何かないかと買い物に行きました。いろいろ良い物を見つけました。梅肉エキス、青汁、ニンジンジュースです。梅肉エキスは赤本では大腸癌が治ったと記載があったし、自然療法の本には食薬として載っていました。青汁は赤本の抵抗療法に載っていましたし、ニンジンジュースは体に良いとありました。また、抗癌作用のある野菜などをネットで調べました。

 ネットにはニンニク キャベツ ニンジン トマト ブロッコリー カリフラワー ピーマン ナッツ ダークチョコレート ほうれん草 サツマイモ そば 野菜スープ 味噌 パパイヤ サケ エビ カニ DHA 梅酒 に抗癌作用があると書いてありました。

 

  • この頃の一日を書き出してみます

 

3/1(日) 

7時 腹式呼吸をして健康摩擦をして足医術をする。芋湿布をする。 

8時 薬草茶 梅肉エキス 朝食 玄米菜食 青汁を飲む。

9時 執筆活動

11時 枇杷生葉蒟蒻湿布 

12時 腹式呼吸をして健康摩擦をして足医術をする。 

13時 薬草茶 梅肉エキス 昼食 玄米菜食 ニンジンジュースを飲む

14時 執筆活動

16時 枇杷生葉蒟蒻湿布 健康摩擦して芋湿布をする。

18時 薬草茶 梅肉エキス 夕食 玄米菜食 

19時 腹式呼吸をして健康摩擦をして足医術をする。芋湿布する。 

 

執筆活動は本当に短時間で、手当てに時間をかけていたのがわかります。

 

◎実践していたこと

梅肉エキス 

期間 2月6日から4月1日まで 1日3回

   4月2日から6月11日まで 1日2回

   6月12日から今日、7月18日まで 1日1回

   計 164日間 継続

 最初は食事前に毎回飲んでいたのですが、100gが10日でなくなったので飲みすぎだと気づきました。そこでだんだん量を減らしていき、1日3g程度にして、夕食時飲むことにしました。現在は飲んでいません。

青汁

期間 2月21日から今日、7月22日まで153日間 継続中

ニンジンジュース

期間 2月22日から今日、7月22日まで152日間 継続中

*ちなみに最初は別々に飲んでいたのですが、水分の取りすぎになるので、4月7日から青汁をニンジンジュースに溶かして飲んでいます。

芋湿布

期間 2月14日から3月13日まで29日間行いました

 これは赤本や自然療法の本に載っていたのですが、サトイモと生姜を9対1の割合ですりおろし、ガーゼに包んで腹に当てておくのです。赤本によると癌の転移や進行が2週間で止まるそうです。一応倍の4週間実践しました。

枇杷葉蒟蒻湿布について 

期間 2月3日から5月21日まで109日間行う

  6月22日から今日、7月22日まで31日間 継続中

  この療法も自然療法の本に載っていたのですが、枇杷の葉を直接、腎臓肝臓の上にのせ、その葉の上に温めた蒟蒻をのせるというものです。そこで枇杷の葉が多いときは枇杷葉蒟蒻湿布を1日2回。少ないときは1回して、肝臓腎臓はカイロで温めました。

 

前に紹介した

 

腹式呼吸

 期間 2月8日から今日、7月22日まで166日間 継続中

健康摩擦

 期間 2月13日から今日、7月22日まで161日間 継続中

足医術

 期間 11月26日から今日、7月22日まで240日間 継続中

枇杷葉療法

 期間 1月18日から今日、7月22日まで193日間 継続中

玄米菜食の食事 

 期間 1月20日から今日、7月22日まで191日間 継続中

スギナ茶(薬草茶)

 期間 4月26日から今日、7月22日まで88日間 継続中

食養生の心構え

 毎日

枇杷葉風呂に入る

冬は3日に1回、さすがに夏は汗をかきますから、最低でも2日に1回は入るようにしています。

〇肝臓・腎臓を温める

毎日、カイロや温めた蒟蒻で肝臓と腎臓を温めるのも継続しています。

 

        ある童話作家のタマゴの話8(7/29)に続く